2009年 01月 20日
やっぱ多脚だよね。 |
どもザッキーです。
日曜日は日比谷パティオで開催中のテオ・ヤンセン展に行って来た。
ビーチアニマルって本人が呼んでいる、プラパイプとプラチューブで出来た多脚生命体の展示。
最近の物は風を動力にして自走するタイプが主流のようです。
なぜこの個展を見に行ったかといえば、やっぱその動きの面白さ。
YOUTUBEに結構動画があがっているので是非見ていただきたい。
かっちょいい!!あの足の優雅な動きが最高です。やっぱ多脚だよね。
日本でロボと言えばASIMOに代表されるような2足歩行ものですが、海外では宗教的な理由から人型は敬遠され多脚が多いそうで、中でもBIGDOGって4脚のやつは人が蹴っても倒れない、路面が氷ってても倒れないとすばらしい。とにかくその足の動きがみんな最高にかっこよく、魅了されて止みませんです。タチコマ、フチコマ、イクストル、HAL-X10などなど、そんな多脚好きなわたくしとしてはこの個展へ行かなくてはならぬと行って来た次第。
ちなみにボストンダイナミクス社製犬型ロボット:BIG DOG(動画有)
ヤンセン先生の作品はロボではないですが、多脚も多脚。多いもので30本も足が付いていたり。今回の展示の初日と二日目のみヤンセン先生が来日し、デモンストレーションが行われたのですが、その30本もの足が一斉に動き出す様はもう感動の嵐でした。会場からも「おー!!」と歓声。
また動力にはエンジンとかモーターは使用せず、風力ってところも見逃せない。胴体に取り付けられた帆をはためかせ、それをペットボトルのタンクに溜め込み、圧縮空気でもって足を可動させるという完全自走式。風を受ける帆の動き方がなんともラピュタっぽいというか、古きよき宮崎風でぐっときましたよ。方向転換や静止も可能のようです。その辺りも自分で判断するのかは謎ですが。
会場には全部で11体が展示と少しボリュームは少なめでしたが、歴代のビーチアニマルが展示。ATARIのPCで作ったプログラムから始まり、10メートル級のビーチアニマルまでの進化の過程を想像するだけで非常に楽しい。
残念だったのがプラモや模型の類が発売されていなかったこと。あの足の動きをぜひとも自宅でも楽しみたかったです。はい。そんなの需要ないのかなぁ。あったら絶対買いますけども。
会場ではデモンストレーションと共にヤンセン先生への質問コーナーなんかもあり、話が聞けてよかったです。アナウンスではエコがどうのとか社会へのアンチテーゼがどうとか流行のもっともらしい単語が並んでましたが、ヤンセン先生の発言自体はいたってシンプルでプラスティックにとりつかれた、プラスティックの声を聞きこの作品を作っているという具合。込められた思想とか明確にされずとも、ただ純粋に面白いと思います。十分見るに値すると思った。なんせかっこいいですから。
おもしろいっていいことだなとあらためて思った次第です。
日曜日は日比谷パティオで開催中のテオ・ヤンセン展に行って来た。
ビーチアニマルって本人が呼んでいる、プラパイプとプラチューブで出来た多脚生命体の展示。
最近の物は風を動力にして自走するタイプが主流のようです。
なぜこの個展を見に行ったかといえば、やっぱその動きの面白さ。
YOUTUBEに結構動画があがっているので是非見ていただきたい。
かっちょいい!!あの足の優雅な動きが最高です。やっぱ多脚だよね。
日本でロボと言えばASIMOに代表されるような2足歩行ものですが、海外では宗教的な理由から人型は敬遠され多脚が多いそうで、中でもBIGDOGって4脚のやつは人が蹴っても倒れない、路面が氷ってても倒れないとすばらしい。とにかくその足の動きがみんな最高にかっこよく、魅了されて止みませんです。タチコマ、フチコマ、イクストル、HAL-X10などなど、そんな多脚好きなわたくしとしてはこの個展へ行かなくてはならぬと行って来た次第。
ちなみにボストンダイナミクス社製犬型ロボット:BIG DOG(動画有)
ヤンセン先生の作品はロボではないですが、多脚も多脚。多いもので30本も足が付いていたり。今回の展示の初日と二日目のみヤンセン先生が来日し、デモンストレーションが行われたのですが、その30本もの足が一斉に動き出す様はもう感動の嵐でした。会場からも「おー!!」と歓声。
また動力にはエンジンとかモーターは使用せず、風力ってところも見逃せない。胴体に取り付けられた帆をはためかせ、それをペットボトルのタンクに溜め込み、圧縮空気でもって足を可動させるという完全自走式。風を受ける帆の動き方がなんともラピュタっぽいというか、古きよき宮崎風でぐっときましたよ。方向転換や静止も可能のようです。その辺りも自分で判断するのかは謎ですが。
会場には全部で11体が展示と少しボリュームは少なめでしたが、歴代のビーチアニマルが展示。ATARIのPCで作ったプログラムから始まり、10メートル級のビーチアニマルまでの進化の過程を想像するだけで非常に楽しい。
残念だったのがプラモや模型の類が発売されていなかったこと。あの足の動きをぜひとも自宅でも楽しみたかったです。はい。そんなの需要ないのかなぁ。あったら絶対買いますけども。
会場ではデモンストレーションと共にヤンセン先生への質問コーナーなんかもあり、話が聞けてよかったです。アナウンスではエコがどうのとか社会へのアンチテーゼがどうとか流行のもっともらしい単語が並んでましたが、ヤンセン先生の発言自体はいたってシンプルでプラスティックにとりつかれた、プラスティックの声を聞きこの作品を作っているという具合。込められた思想とか明確にされずとも、ただ純粋に面白いと思います。十分見るに値すると思った。なんせかっこいいですから。
おもしろいっていいことだなとあらためて思った次第です。
by zakbee
| 2009-01-20 01:07
| 2014年以前